カタログ構成の基本|テンプレに頼らず企画ページと商品ページで考える

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カタログの構成は、商品を紙面のどこにどのように掲載するか、情報をどの順番で見せるかを決める設計書です。
カタログの構成には、すべての企業に当てはまるような正解はありません。
カタログの構成で失敗する原因は、テンプレートや他社のカタログを見てそのまま使用してしまうことにあります。

そのような結果にならないために、この記事では、成果につなげるためのカタログ構成の考え方をわかりやすく解説します。

カタログの構成例

B2C企業の商品カタログ

B2B企業の製品カタログ

重要なのは、この構成をそのまま使うことではなく、なぜこのような順番や要素になっているのかを理解することです。

カタログの構成に「唯一の正解」はない

特化した目的で構成は変わる

使われるシーンで構成は変わる

展示会用であれば「短時間で印象に残す」構成、BtoBの営業用であれば「必要なページをすぐに引ける」構成など、こうした違いを無視してしまうと、どの用途においても中途半端なカタログになってしまいます。

カタログ構成を検討する際に必要な軸

構成とはデザインではなく情報設計

構成を検討する際に必要な2つの問い

デザイン段階で押さえるべきポイントはこちらで解説

【カタログデザイン】担当者が知っておくべきポイント

カタログは企画ページと商品ページで考える

「企画ページ」は惹きつけ・意味づける役割を持つ

「商品ページ」は比較・検討させる役割を持つ

このような点を重視し、スペック項目が統一されていない、商品ごとに情報量が異なる、デザインが統一されていないのはNGです。

このように、「感情を動かすページ」と「判断を助けるページ」を意図的に分けて設計することが、すべてのカタログに共通する構成の基本となります。

構成の考え方を誤ると起こること

制作の現場では、構成の考え方を誤ったことで、「完成したのに使われないカタログ」になってしまうケースがあります。

例えば、あるBtoC企業では、製品を一覧で見やすく掲載することだけを重視した結果、ブランドの魅力や商品の位置づけが十分に伝わらず、購買につながりにくい構成になっていました。
また、あるBtoB企業のカタログでは、自社の強みを伝えようと企画ページを増やし、その一方で商品ページを簡略化した構成を採用しました。その結果、比較しづらいカタログとなり、営業現場で使われなくなってしまいました。

これらのケースに共通していたのは、「惹きつける」役割の企画ページと「判断を助ける」役割の商品ページのバランスが取れていなかったことです。他社のカタログを参考にして、良かれと思ってリニューアルしたものの、自社の目的や使われ方を十分に整理しないまま構成を当てはめてしまい、結果として、どのページも中途半端な役割になってしまっていました。

テンプレ化されたカタログ構成が失敗しやすい理由

カタログを全面リニューアルする際などに、前のカタログと同じ構成にしたり、テンプレートを使用して機械的に当てはめたり、他社の構成を真似てつくる場合などには注意が必要です。

とにかく型にはめて考えがちになる

条件の違いを無視して一様に考えがちになる

カタログ構成を考えるうえで競合調査は欠かせない

競合のカタログは「判断する材料」のひとつになる

このような業界内の前提を知り、自社の構成を判断する材料にすることが目的です。また、ついデザインに目が行きがちですが、企画ページはあるか、商品ページは何ページ割かれているか、どのような割り方になっているか、情報はどの順番で並んでいるかなどを見て、自社カタログの参考にします。業界の前提を知ることで、あえて変える部分と倣う分をわけて考えることができるようになります。

競合のカタログ構成をそのまま使うと失敗する

テンプレや他社のカタログは「たたき」と捉える

構成検討で必ず問うべき3つの質問

構成検討はデザイン前に行う

構成に迷ったときのチェックポイント

構成検討で迷った場合は、次の3点を確認してみてください。

まとめ|すべてに有効なカタログ構成はない

他の会社で上手くいっていても、そのカタログの構成が、自社に最適とは限りません。
すべての企業・すべての用途に当てはまるカタログ構成の正解はないと心得るべきです。
また、テンプレートをそのまま使う、競合他社の構成をそのまま真似るといった進め方では、「無難だが成果につながらないカタログ」になりがちです。そして、特に重要なのは、感情を動かすための「企画ページ」、判断を助けるための「商品ページ」、この2つの役割を混同せず設計することです。
本記事でお伝えしたかったのは、完成形としての構成ではありません。以下を十分考慮して構成を考えてみてください。

もし、今のカタログが本当に目的に合っているのか不安に感じている場合は、デザインに入る前の段階で一度立ち止まることをおすすめします。

ゼンリンプリンテックスでは、カタログ制作・印刷に加えて、構成段階からのご相談も承っております。

このようなお客様からもご相談いただいていますので、お気軽にご相談ください。

カタログ制作も印刷も、ゼンリンプリンテックスにお任せください

社名株式会社ゼンリンプリンテックス
URLhttps://zpx.co.jp/
設立1947年 9月
事業所東京、福岡、熊本
関係会社株式会社ゼンリン、株式会社ゼンリンデータコム、株式会社ジオ技術研究所など
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本記事は、弊社でカタログ制作の経験が豊富なスタッフ、デザイナーのノウハウをもとに執筆しました。

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