プライバシーマーク(Pマーク)とは?|個人情報を含む印刷物を発注する前に知るべきポイント

プライバシーマーク(Pマーク)について解説する記事の見出し画像

プライバシーマーク(Pマーク)は、プライバシーマーク制度において第三者機関の審査を通過した事業者に付与されるものです。その企業が「個人情報を適切に管理しているかどうか」を判断する基準となります。
個人情報を含む印刷物では、発注側にも責任が生じる場合があるため、プライバシーマークは委託先を選定する際の重要な判断材料のひとつとなっています。
この記事では、プライバシーマーク制度に詳しくない方でも分かるように、プライバシーマークのポイントにしぼって解説します。

プライバシーマーク(Pマーク)とは何か

個人情報を適切に扱っている企業の証明

  • 事業所への入退室管理
  • 個人情報取り扱いゾーン管理
  • パソコン等機器、ネットワークの使用・セキュリティ管理
  • データの適正な使用・管理
  • 従業員の個人情報に関する教育
  • 個人情報保護方針と適切な運用・推進

つまり、プライバシーマーク付与事業者は、PMS(個人情報保護マネジメントシステム)を確立し管理する体制を整えている必要があるということです。

印刷物とプライバシーマーク

個人が特定できる情報が含まれる印刷物

発注側も無関係ではない

個人情報が漏えいしてしまうと、社会的な信用の失墜、経済的損失、事業継続へのダメージなど様々な影響を及ぼしてしまいます。
だからこそ外部委託先を選ぶ際に、委託先の管理体制を確認する方法のひとつとして、プライバシーマークが役立ちます。

なぜ印刷で個人情報漏えいが起こるのか

人の手と物理的な工程が多い業務構造が原因

印刷物に関わる情報漏えいは、日常業務の中で発生するケースが多いのが特徴です。
印刷物の製造業務には、人の手が介在する工程が多く、また、紙という「物理的な媒体」を扱うという特性があります。この2点が重なることで、情報漏えいリスクが発生しやすい構造になっています。

理由① 印刷製造プロセスで人の手が多く介在するから

理由② 印刷現場では「廃棄物」が発生するから

個人情報を含む印刷物の制作工程と、各工程で生じる主な情報漏えいリスク
各工程で生じる主な情報漏えいリスク

個人情報漏えいリスクを抑えるために、印刷会社をどう選ぶか

個人情報の取扱いについて「管理体制」を持つ会社を選ぶ

きちんとした管理体制のもと、漏えいのリスクを最低限に抑えられる会社を選ぶようにします。しかしながら、印刷における個人情報漏えいは、人の手や紙を扱う業務構造上、完全にゼロにすることはできません。だからこそ発注担当者にとって重要なのは、「事故が起こり得ることを前提に仕組みや体制をとっている会社」を選ぶようにします。

プライバシーマークを取得しているかで判断する

管理体制が“仕組み”として整えられている

印刷現場や廃棄まで説明できる

チェック項目

確認すること印刷会社への質問例回答で確認したい点
管理体制プライバシーマークを取得していますか?どのような体制をとっていますか?実際の運用体制を説明できる
データの受け渡し宛名データはどのような方法で受け渡しますか?安全な受け渡し方法が定められている
データの保管・削除データはどこに保管し、業務終了後いつ削除しますか?保管場所、閲覧権限、削除時期が明確になっている
試し刷り・ミス刷り個人情報が印刷されたヤレ紙(印刷調整用など使用できない紙)はどのように管理・廃棄しますか?回収・保管・廃棄までの手順が定められている
封入・仕分け・発送宛名や封入物の取り違えがないか、どの工程で確認しますか?複数段階の照合や検査方法を説明できる
事故発生時の対応万が一漏えいのおそれが生じた場合、誰がいつ連絡しますか?連絡方法、初動対応、責任者などが決められている

最後に

社名株式会社ゼンリンプリンテックス
URLhttps://zpx.co.jp/
プライバシーマーク当社の取り組みについて(プライバシーマークなど)
事業所東京、福岡、熊本
関係会社株式会社ゼンリン、株式会社ゼンリンデータコム、株式会社ゼンリンジオ技術研究所など
関係会社一覧
この記事を書いた人

関連記事