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記念誌制作にかかる費用とは?制作会社の選ぶ時のポイントも解説
車の購入では、車両本体価格、オプション価格、代行費用、法定費用、整備費用など多くの費用項目があります。
代行費用のうち車庫証明の手続きや納車は、自分で行えば節約できますし、その他不要なオプションを省くことで全体の費用を抑えることができます。
これと同様、社史制作の費用項目と特徴を知ることは、社史制作の予算を検討する際に役立ちます。
この記事では、社史制作にかかる費用の基本的な考え方を説明しますので、ぜひお役立てください。
社史制作で直面する、費用に関する課題
社史制作は、多くの人にとって馴染みの薄い業務です。
このため、社史担当者として指名された場合、初めての経験であることから手探りで進めることが多いのが現実です。
加えて、多くの場合、専任の担当者が何人も割り当てられるわけではないため、社史制作に関する知識や経験の不足から不安を感じることがあるかもしれません。
その中で、担当者が直面する大きなハードルひとつに、費用に関する問題があります。
関連記事
社史とは?|社史作成の基本とポイント意義や内容、作成方法までわかる
社史制作に関する質問:予算・費用に関することが多い!
「社史制作はどのように進めればよいか?」「社史にはどのような内容を掲載すべきか?」
これらは、私たちがお客様からよくいただく質問ですが、同じくらい頻繁に寄せられるのが、費用に関する質問です。
「大体の制作・印刷費用はどれくらいか知りたい」
「予算が○○○万円なのですが、この範囲で対応可能ですか?」といった内容が多く見られます。
社史をはじめとする印刷物を決められた予算内で制作することは、担当者にとって重要な課題です。そのため、こうした質問が多く寄せられるのは自然なことと言えます。
社史制作費用の相場
社史制作にかかる費用は、一般的に500万円~1000万円などと言われますが、これはあくまで一例です。
費用は印刷部数や仕様、依頼内容(原稿執筆、撮影、デザイン)など様々な要素によって変動し、場合によっては1000万円を超えることもあれば、50万円程度で抑えられることもあります。
そのため、社史制作の費用について一概に言及するのは難しいのが現実です。
制作費用を考える際に大切なこと
基本的な知識を持つ
費用に関する基本的な知識を持っていると、見積書の各項目が何のために、なぜ必要なのかを理解しやすくなります。
制作会社を選ぶ際、複数の見積もりを比較することが一般的ですが、この知識があると各社の提案内容を把握できるでしょうし、制作会社とのコミュニケーションはスムーズになるでしょう。また、後々の誤解によるトラブルを防ぐことにもつながります。
もちろん、予算を抑えたい場合にも、自社に必要な事とそうでない事を明確にすることは肝心です。
このように、社史の制作費用に関する基本的な知識を持つことは、様々な点でメリットがあります。
社史全般の基礎知識についてはこちらの記事をご覧ください
社史作成の基本とポイント|社史とは?意義や内容、作成方法までわかる
社史制作の費用項目
社史制作プロセスでは、企画から資料収集、原稿作成、デザイン、印刷、製本まで、それぞれに関連する費用が発生します。
以下は代表的な社史制作の費用項目です。
- 企画費
全体的な構想を練るための費用。目的やテーマの決定、内容の大枠を設計する作業が含まれます。 - 資料整理費、資料デジタル化費
既存の資料や写真などの資料を整理し、必要に応じてデジタル化するための費用 - 原稿作成費(執筆費)、編集費
ライターによる執筆や編集にかかる費用 - 撮影費
写真撮影に関連する費用 - 画像加工費
写真を印刷に適したデータに変換したり加工する費用 - 取材費
インタビューなど、取材に関連する費用 - デザイン・レイアウト費
ビジュアルデザインやページレイアウトの作成にかかる費用 - 校正費
文書の誤字脱字のチェックなどの費用 - 印刷・製本費
印刷と製本作業にかかる費用
- 制作会社が印刷会社ではない場合は、印刷作業を印刷会社に委託することになります
- 制作会社によっては、これらの業務の呼称や項目が異なる場合があります
[POINT]内製して制作費用を抑える
制作費用は、自社で対応可能なものと外部に依頼すべきものに分けられます。
例えば、印刷・製本は専門技術と設備が必要ですので社内での対応は難しいでしょう。
画像加工やデザイン・レイアウト、校正などは専門家の力を活用するのが一般的です。
一方で、資料整理や原稿作成は自社で行うことが多く、これらを内製化することで費用を抑えることができます。
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社史(年史)・記念誌の制作費用を抑えるアイデアと注意点を解説!
費用を検討する際におすすめの方法
複数の制作会社に話を聞く
基礎知識を身につけたら、次に制作会社に話を聞くことをおすすめします。
具体的な予算額を伝えれば、Webサイトや書籍だけでは得られない、より貴重な情報が得られるでしょう。
出版社や印刷会社など、特徴の異なる制作会社から話を聞くと、サービス内容や強みについての理解が深まり、自社に最適な制作会社を見つけやすくなります。
相談に心理的な障壁を感じることがあっても、情報収集の観点からアプローチすることをおすすめします。
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社史制作会社選び方のポイント
社史を制作する会社には、出版社や印刷会社などがあり、それぞれには異なる規模や特徴を持った会社があります。
制作会社を選ぶ際には、専門的なノウハウはあるか、費用は予算内か、円滑なコミュニケーションが取れるか、そして印刷物としての仕上がりまでこだわりと責任を持っているかを確認することが重要です。
またもう一点、「あなたの会社や社史の発行目的をどれだけ理解しようとしているか」という点に注目してみてください。
社史制作は長期間にわたるプロジェクトです。
単に知識や技術がある、見積もりが安いというだけで制作会社を選ぶのではなく、「あなたや会社に真摯に向き合い、完成に向かってともに進んで行きたい会社か」という視点も加えてパートナーとなる制作会社を選んでください。
まとめ
この記事では、社史制作における費用の側面と制作会社の選び方に焦点を当てて解説しました。
社史制作の費用はプロジェクトによって大きく異なり、500万円から1,000万円程度が一般的ですが、制作会社への依頼範囲や要件によっては、これを大きく上回ることもあれば、大幅に下回ることもあります。
制作会社の選定においては、専門性、予算の適合性、コミュニケーションの円滑さ、完成度への責任感を考慮することが重要です。
また、社史の目的と内容を深く理解し、プロジェクトに真摯に取り組む意欲を持つ会社を選ぶことが、成功への鍵となります。
社史は、企業の歴史や文化を後世に伝える重要な手段ですので、あなたの会社にあった制作パートナーの選択が不可欠です。
この記事が、少しでも社史制作を担当する方々のお役立てれば幸いです。
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このお役立ち記事は、私がこれまでにお客様のプロモーション課題に取り組んできた経験や、お客様からお寄せいただいた質問をもとに執筆しています。印刷をデザインやマーケティングの観点も交えながら、読者の方に少しでも分かりやすくお伝えする事を心掛けています。